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国鉄タキ6250形貨車(こくてつタキ6250がたかしゃ)は、1967年(昭和42年)から製作された、無水硫酸〔国際化学物質安全性カード(ICSC) (国立医薬品食品衛生研究所)〕専用の 35 t 積貨車(タンク車)である。 私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継している。 類似の仕様で本形式に先行して製作されたタキ1200形(2代)〔タキ1200形(初代)は 30 t 積のリン酸専用車で、1945年に製作された。〕 30 t 積無水硫酸専用車についても本項目で解説する。 == 概要 == スルホン化試薬・合成洗剤原料などに用いられる三酸化硫黄(無水硫酸)を輸送するための貨車で、1967年(昭和42年)から1973年(昭和48年)にかけて2形式合計12両が製作された。所有者は日曹金属(現:日曹金属化学)である。 亜鉛精錬の副産物として生成される無水硫酸の製品輸送需要に対応して製作され、積荷の腐食性・反応性に対応した種々の付加設備を装備する。 製作時より無水硫酸の製品輸送に用いられ、1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化ではタキ6250形11両がJR貨物に車籍を承継されて引き続き使用された。無水硫酸の鉄道輸送需要消滅に伴い、一部は他社に譲渡され濃硫酸・発煙硫酸輸送に転用されたが、輸送の終結に伴い2007年(平成19年)までに全車が車籍除外されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄タキ6250形貨車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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